――収録後のご感想をお願い致します。
普段、威厳というものが全くないので、役作りがとても難しかったです（笑）　ですが、ヒロインに対する優しさや感情がたかぶるシーンなどは演じていて気持ち良く、空間を使った表現は本当に相手がいるかのように楽しくお芝居できたのではと思います。

――演じられたキャラクターの印象を教えて下さい。
ぶっきらぼうで、素直になれないって性格に共感しました。彼のような立場に立ったことはありませんし、こんな素敵な経験もないですが（笑）　友人に対してとってしまった態度など、昔を思い出して懐かしくなりました。国の未来を考え、嫌われてもいいと言える彼は本当に大きな男だなと思います。

――印象的だったシーンとその理由を教えて下さい。
最後の城の屋上のシーンがめっちゃ好きです。国を想い、民を想い、ヒロインを想う、そんな主人公の声の優しさが、向こうからやってきてくれた気がして、とても感動的なラストになりました。

――本作の主人公は「王様」ですが、自分が「王様」になったらやってみたいことはありますか？
作中にもありますが、お忍びで国を見て回るというのがやってみたいですね。子供の頃からよく見ていた時代劇なんかにもよくありますが、そういう「２つの顔」みたいなシチュエーションに憧れます。

――ドラマＣＤの発売を楽しみにしている皆さまに、メッセージをお願いいたします。
気持ちのすれ違いからの２人が、だんだんと歩み寄って行く流れは演じていてとてもワクワクドキドキしました。切ないシーンあり、かっこいいシーンあり、感動するシーンあり、素敵なストーリーです。ぜひ皆さんも一緒に恋をして下さい。